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私は初めて体験した時、

なぜ、学校でこのことを教えないのだろう!

と怒りが込み上げてきました。絵を描くことに夢中になって、教科を勉強する時間が減ることを懸念してだろうかと思ったくらいでした。

絵に興味がなかったとしても、

人が「ありえない」と思いこんでいることでも、できない制約を発見し、その制約を解消する「情報」を知り、実践し、うまくなることで「ありえる」になるという商品開発のコンセプトを**「そういうことか!」**と理解できるのではないかと思います。

適切な課題があると無我夢中になって取り組んでしまうという体験を通じて、

観察の対象の解像度があがる、習熟によって、ボトルネックが移動するということが身体感覚として腑に落ちることでしょう。

元々はホンダの役員の吉田さんが著書の『共創のマネジメント』の中で紹介されていて、お話をさせてもらった際に、これは面白いからやってみたらいいよと薦めていただいたワークです。

このワークのベースになっている理論は「脳の右側で描く」という本の中に詳しく書かれています。人が「私には無理と思いこんでいること」の一つが絵を描くことではないでしょうか。 最初、左側の線を引いたくらいの絵を描いていた人が、手順に沿ってやってゆくと誰でも、右側のような立体的な絵を描くようになります。

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絵を描けないには、描けない理由があり、その制約を外してゆくことことで、夢中になってのめり込んでゆきます。 ワークを体験した後に、体験を振り返ってゆきます。

あくまで、目的はコンセプト-モデル-ストーリーを体験してもらうことです。