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◆ 肥満、喫煙、朝寝坊、先延ばし、短気……。こうした悪弊や悪習慣を直すにはどうすればよいか。GEやグーグル、ゴールドマンサックスなどの名経営者たちを指導してきた名実ともにナンバーワンのエグゼクティブ・コーチである著者が、単に意思力に訴えるのではなく、自らに適切な問いかけをすることで自然と行動が動機付けられる「アクティブ・クエスチョン」――セルフ・コーチングの極意を伝授する。

◆ トリガー(引き金)となる「アクティブ・クエスチョン」とは、以下のようなもの。

×「今日は何キロ走ったか」 ⇒ ◎「今日は走ろうとしたか」

×「どのくらいお酒を飲んだか」 ⇒ ◎「お酒を控えようとしたか」

×「部下を褒めたか」 ⇒ ◎「部下を褒めようと考えたか」

◆ その鍵は、「自らの状態」ではなく「自らの行動」を問うことにある。状態を問うと、できなかった自分を責めて辛く苦しい思いをし「もう無理! 」と叫びたくなるが、行動を問うことで、本当にそうしたいのかどうか、自分の動機そのものを確認することができる。本書では、どんな思い込みがそうさせてしまうのか、そのうえで、アクティブ・クエスチョンをどう組み立てればよいか、さらには、自身の動機をどう定着させるかなどについて、豊富な事例やエピソードを交えて紹介する。

https://www.youtube.com/watch?v=o5l7tMNZV5k

目次

Part1 なぜ、なりたい自分になれないのか

第1章 大人の行動改善は難しい 第2章 行動改善を阻む「信念のトリガー」 第3章 それは環境だ 第4章 トリガーを定義する 第5章 トリガーはどう働くか

第6章 計画するのは上手だが、実行するのは下手

第7章 環境を予測する

第8章 変化の輪

PART2 実践する 第9章 能動的な質問の力

第10章 エンゲージの質問

第11章 日課の質問を実行する

第12章 計画する人、実行する人、そしてコーチ

第13章 空っぽの船

PART3 もっと仕組みを!

第14章 仕組みがなければ、私たちは改善しない

第15章 だが、正しい仕組みでなければならない

第16章 自我が消耗する中で行動する

第17章 助けが得られそうもないとき、助けを必要とするものだ