土七に異動してこられた塚田さんにお伝えした内容です。
これが伝わっているかどうかで、ありえる楽考の見え方が、全然違ってきそうなので共有しておきます。
ただ、最初に見ても何のことか全然意味がわからないかもしれません。
ぜひ、半年後、1年後に見返してみていただければと思います。
おそらく、そういうことだったのね。となるのではないかと思います。
ありえる楽考はコミュニティをつくってもらう活動です.mov
| | 塚田さんには伝わってなかったのかもしれないですけど、 ありえる楽考は コミュニティをつくってくださいっていう活動なんです。
なぜ、コミュニティなのかというと、 自分独自の商品とかサービスをつくるために必要なのです。
自分独自の商品とかサービスをつくる上で、 最も重要だと私が思ってるのは、 顧客を知るってことなんです。
つまり、顧客が何を 成し遂げたいと思っていて、 やりたいのになぜかできないっていうこと, ボトルネックだったり、障害だったり、 それをま便宜上ジョブと呼んでいます。
仕事っていうのは、そのジョブを片付けるために、 手段として雇われるのだと考えています。
相手のジョブを理解できてれば、 理解できているほどいいサービスができうる。
世の中でうまくいってない人の大半は、 自分がやりたいことしか話してなくて、 相手が何に困っているのかということについては、 かなり道具的にというか、 自分の商品を相手に薦めるために聞いてるっていう 感じなんですね。
それを相手の先の人の実現したいことを 相手と一緒に実現するっていうふうになっていると、 みんなが奪い合いじゃなくて、 分かち合い、助け合いな関係になりうるのではないか という仮説なのです。 | | | --- | --- | --- |
| | 塚田さんのところの話で、 なぜ、メンバーがまとまらないのかと言えば、 もしかしたら、 それぞれの人が自分の手段の話をしていて、 それで、 うまく噛み合わないのではないかと想像します。
その人はどんな人なのか、 何を成し遂げたい人なのかっていうのを 聞きあっていくっていうところに 軸足を置いて話してはどうかと考えています。
それをどう成し遂げるかの方法、手段っていうのは、 それぞれの人がそれぞれにやったらいいと思っています。
私とあなたがこういう風に組んだらできるかもしれませんね っていうことも、まあ、あるかもしれないです。 実際起きるのですが。 それ自体はあんまり意図していないです。
というのも、 自分自身が相手に役に立つっていう時に、 簡単な問題だと、 「だったら、こうすればいいじゃん」 ってなりやすいです。
ただ、ここで扱いたいのは、 「やりたいのに、なぜかできない」っていう 自分でもよくわからないっていうことなのです。 だから他者のサポートが必要だっていうことです。
私と塚田さんの接点はコーチングですけれど、 コーチングでは見えないものがいっぱいあるなって 感じています。 あ、もちろん 達人になったら見えるのかもしれないんですけど。 普通の人でも見えるようにしたいんです。
みんなが仕事をしていて、 楽しいってなるためには、 相手のジョブ、 「なんとかしたいのに、なんともならない」 「なんでなんだろう」 ってなっていることをいることがあり、 それをこうやったら解決できるなっていうことを 相手の持っているものを最大限に活かしながら、 何かちょっと変えるだけで、 うまくいくということがやりたい。
提案は多くの場合、 相手のリソースをあんまり想定してない んじゃないかと思うのです。
「これを使ったら、うまくいきます」っていう、 自分の側の都合を押し付ける、感じになってる。
相手の流れを変えようなことは、 難しいのです。
ほとんど変えなくていい、 ちょっとだけ変えると、 その全体のシステムが ものすごくいい好循環に回り始める。
そういう最小投入で、 最大効果が上がるようなデザインを 相手ができるようにサポートしたいんです。
そうすると、 お互いのエコシステムがどんどん繋がっていくようになる。
私からすると、ここにいる毛利さん、いなっちさんは、 まあ、お客さんって言えばお客さんなわけなんです。
なんですけど、 私は毛利さんをサポートするっていうよりは、 毛利さんの先にいる人たちがうまくいくようになることを 毛利さんを通じてサポートをする。
いなちさんの先にいる人たちのことを、 いなちさんがサポートができるように 隣同士で学び合って、 自分のシステムをより良くしていく。
それを見たその先のお客さんが 自分のシステムをよりよくしていくっていう風な 連鎖の中に、お互いがお互いに入ってる。
さっきの毛利さんところのファシリがオールスターだねって いなっちさんが言っていたのは、 そこに入っているファシリの人たちは、 自分自身もコミュニティを持ってる オーナーの人たちだからなのです。
そのオーナーレベルになるっていうのは、 どういうことなのかっていうと、 こんな順路をたどります。 | | | --- | --- | --- |
| | 最初は、自分だけの世界で、 他人が自分の思い通りに動いてくれないと 不満を言っている状態です。
やがて他の人のことが理解できるにつれて、 自分の目的や動機、なぜしたいのか、 どういう状態になったらいいのか っていうことがわかり、 そしてお互いの目的や動機を知って、 お互いにサポートしあうという風な関係に、 だんだんなっていきます。
時間がたつにつれて、 コミュニティを運営するようになり、 みんなが何にも指示をしないのに、 自分が望んでいるような動きをしてってくれるようになる っていうような状況になってきます。
人は何かを成し遂げようとした時に、 自分を補完してくれる仲間、 パートナーの人たちがいると、 自分一人の時とは圧倒的に違う パフォーマンスを上げることができる。
自分のコミュニティっていうのは、 その自分のパフォーマンスを拡張してくれる ような仲間の集まりなんですね。
経営者でもそういう感覚で仕事をしてる人は、 そんなに多くないと思います。
とはいえ、 メンバーに比べれば、 経営者の方が経営陣を選ぶとか、 デザインするって感覚はあるとは思います。
普通に働いてる人は、 自分のチームをデザインするって 考えたこともないわけですね。
メンバーは与えられるもの、 このメンバーをなんとかやりくりするもの ってとしか考えられない。
それを拡張したいんです。
外部のパートナーさんも含めれば、 誰と一緒に成果を上げるのかって、 デザインしやすいと思うのです。
それを言われたことをやっているっていうだけだと、 そうはならない。
仕事が楽しくなるためには、 自分含めた成果を上げるためのチームを どうデザインをするのかっていうことを できるようになっていくといいなという場なのです。
それで、コミュニティをつくってるんです。
こういったコミュニティを自分が持っていることによって、 たちえば、いなっちさんでいえば、 会社で実現したいことの実現可能性が すごく高まるわけなのですよ。
役員として、指示して動いてもらうんじゃなくって、 メンバーの成し遂げたいことも知っていれば、 仕事のアサインをする際に
「今回こういう案件があるんだけど、 君の成し遂げたいことに繋がる、 すごいいい機会になると思うんだけど、 どう思う?」
みたいな感じで伝えて、 それに必要なメンバーと一緒にチーム組んだらできることない?
とコミュニティのリソースにも繋げてあげられる。
というふうに、 仕事が見られるようになったらいいなっていう活動です。 | | | --- | --- | --- |